スタッフブログ - 日々のコト

28.家の役割(子供の自立)

親の役割・家の役割の中には、子どもを育て上げることがあると思います。

子供を「じりつ」させること。

「じりつ」には、「自律」と「自立」があります。

「自立」とは、自分で生きる力。自分のことは自分でできるようになることです。

ただし、人はひとりで生きていることができません。

自分で生きる力とは、他人と協力する力です。

これを養うには、最も身近な他人である家族との協力関係を築くこと。その為に、子供の行動を見守り、支援してあげることが大切です。

よくないことは、親が子供の為にいろいろやってあげたり、失敗を叱ったりすることで、子供の自立心を低下させます。

しかし、見守ってあげる、怒らないで支援してあげることは時間がかかることです。

時間がないと、ついついやってしまう行動です。

家づくりにできることは、

1 こどもを見守れる間取りの設計、子供が親の目に届くスペースづくり

2 見守る時間を確保するための時短家事ができる動線・設備

3 子供がお片付けやお手伝いしやすいように、その時の体型にあった家具・収納を設置できるような変化に対応できる設計

などが、必要になってきます。

 シンプルな家は、家族の成長や変化に対応ができます。

「1年後のいま」や「10年後のいま」、「50年後のいま」を大切にする為にも、変化に対応できる家づくりを一緒に考えてみませんか。

三谷賢治


2022.11.04 日々のコト

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