スタッフブログ - 日々のコト
6.未来を考える~家族と一緒に育てる家~(その2)
家づくりでできること
家づくりで生活の変化に対応するためには?
まずは、打合せ段階で、「どんな人生を送りたいか」を明確にすることです。長期スパンでのゴール設定ができていればそれに合わせた家づくりが可能になります。
とはいっても、「どんな人生を送りたいか」なんて、なかなか明確に言葉にできる人は少ないと思いますし途中でブレてしまうものとだ思います。
明確にできない人はどうすればいいか?
初めから完成したものを考えないで、「家族と一緒に成長させる家」を考えてはいかがでしょうか?
建築では、「スケルトン・インフィル」という考え方があります。
長く住めるために必要な材料と耐久性を備えるスケルトン(構造)部分と
生活の変化に対応できる間取りや内装・外装を備えるインフィル部分を区別して考えて
インフィル部分に余白を持たせ、ライフスタイルの変化に対応する。
完成した家ではなく、未完成の家という意識を持つほうが、家に対する愛着を持つこともできます。自分たちのライフスタイルにあった家に住むために、3回家を建てるつもりで2回リフォームするくらいの考え方で、未完成の家を建ててみてはいかがでしょうか?
三谷 賢治
2022.05.27 日々のコト
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