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10ソファが洗濯物置場に~床に座りたい日本人~

新築して購入するものの一つに、ソファがあります。

くつろぎのアイテムとしてかかせないものであり、本当に心地が良いものであれば家にいる時間の多くを過ごすことになるでしょう。

心地のよい居場所にするためには、ソファは慎重に選ぶ必要があります。

まず考えるべきことは、

あなたの心地のよい姿勢はどんな姿勢ですか?

・椅子に座っている姿勢

・ソファに座っている姿勢

・ソファで横になっている姿勢

・床であぐらをかいている姿勢

・タタミで横になっている姿勢

・こたつで寝ている姿勢 などなど

心地のよい姿勢は、今までの生活習慣などにより決まってきます。新しい家のスタイルにあわせて心地のよい姿勢を変えることは、なかなかできません。

特に日本人は畳で過ごしてきた文化(床に座る床座の文化)が体に残っており、

椅子に座る(椅子座の文化)がなかなかなじめない傾向にあります。

ソファを買っても、床に座りソファを背もたれ代わりに使用しがちです。

そうなると、座面は畳んだ洗濯物の一時保管場所になってしまいます。

床に座るほうが心地よいのなら、リビングの床をタタミにするのもひとつです。

旅行に行って、宿泊の部屋を洋室か和室か選択するときに和室を選んでしまう人は、畳のほうが心地よいと感じているのではないでしょうか。

ソファのほうが心地よいという方は、座面の奥行きに注意が必要です。

一般的なソファの奥行きは55センチ程度です。

この寸法は、正しい姿勢にはいいですが、ソファの上であぐらをかいたり、足を上にのせたりできません。

オットマンがあればいいかもしれません。

ソファの上でのびのびくつろぐ場合は奥行60~75センチあったらいいです。

ただし、スペースをとってしまうので購入時はリビングの広さに注意が必要です。

だからと言って、スペースばかり気にして、くつろげないソファを買うくらいなら買わないほうがいいかもしれません。

他には、クッション性も大切です。

やわらかい方が、包み込まれるような感じがあり

かたいほうが、腰への負担が少なくクッションの耐久性もあります。

大切なことは、買う前に座ってみること

できることなら1時間くらい座ってみましょう。

見た目や一般論でクッションを購入すると洗濯物置き場になってしまいます。

三谷賢治


2022.06.24 日々のコト

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