社長ブログ - 建築

祝上棟

先日、上棟させていただきました。

昔は海外の木をよく使いましたが、今は地球環境や経済循環に良いものを使っていきたいという思いから、構造部分に関してはほとんど国産材を使用するようになりました。

土台、大引き、柱、間柱、外部下地などは檜を使用し、その他は主に杉を使用しています。

檜や杉といってもピンからキリです。

家印は寒い地で採れた木目の詰んだもの(成長が遅く、長い年数をかけて育った材木)で、あばれや狂いが極力小さい、素直なものを使用しています。(要望によって他の材も使うこともあります)

集成材は安く安定していて良いのですが、できるだけ本物の材料にこだわり、美しさ、健康、呼吸の点からより自然に近い形のものを使用したいという思いがあります。

本物は動いたり割れたりする事もありますが、それも自然界のもので生きている証拠。

基本的に住宅に使用するには問題ありません。

人間は自然の中で生活してきた生き物なので、自然界にあるものに囲まれて暮らす事が健康にも心にも良いと感じています。

どこか落ち着くというか、癒しがあり香りも良くて心地良いのです。

自然の風を感じ、青い空や植物を見て暮らすことが多くの人々にとっていいんじゃないかなと思います。

建築は色々な考え方がありますが、お客様の要望や満足と共に自分が好きで良いと思う仕事も今後積極的に増やしていきます。


2019.10.29 建築

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