物価上昇によりいろんなものが値上がりしております。

今後単価下がる材料もあるかもしれないですが上がるものが多くコストはさらに上がっていく可能性があるので建築されるタイミングは今が一番安く、本当に必要なときでよいかと思います。

３年前は新築住宅は坪単価６０万～（税別）でさせてもらっていましたが、これからは７５万～（税別）でフルオーダー物件は８０万円～（税別）になります。

坪単価は面積に応じて変動あり3０坪以下のものは施工手間や電気や配管など面積に対し割高になるので坪９０万以上（税別）でかかる可能性があります。

材料や人件費だけでなく建物の断熱や設備の性能もよくなっているので高額化しています、健康や不快感をなくすことや光熱費用など長期コストで考えるとメリットがあります。

私たちも何とかできないかやっていますがコントロールが難しく、調整する仕事が増え続けていますしお客様にも予算の負担かかっていますので事前に知ってもらいたくブログに記載することにしました。

同業種の会社に相談しましたが今は性能がいい家を造っている会社や大手さんは坪１００万を超える会社が増え続けている状況で中には価格が１．５倍になっている会社もありました、どの会社も同じ状況でした。
（雑誌やチラシや広告ホームページ記載の価格は以前の価格のままになっている場合もあり要確認が必要です）

そうはいっても所得が増えているわけではないので借り入れできる総額は大きく変わらないので、ご苦労されている方も多いです。

対策として材料のロスが少ない造りを考えて設計していることや、面積を小さくして建てることや中古物件のリノベの依頼も増えています。

なんでも安いものに変えればいいかというとそれでは本質的ないい家は造れず、長く健康で居心地よく生涯コストを安くすることにはつながらないので、毎回お客様と話し合い優先事項を決めて向き合っています。