社長ブログ - 日記・学び

地域の問題は未来のチャンス

人口約11,000人の少子高齢化。

毎年約2%の人口が減っている富山県下新川郡朝日町に1つの奇跡が起きています。

それは空き家が増えていないということです。

かつてはこの分野に本気で取り組む不動産会社も企業もなく、行政からの情報もわかりにくい状態でした。

また、町民の意識も薄く、流通がほとんどおきていませんでした。

その結果、毎年30~40件空き家が増え、累計577件にまでのぼりました。

その後、行政の情報収集能力や空き家バンクの活動、民間との連携、町民の意識の変化など、様々な相乗効果から奇跡が起きました。

行政と民間がタッグを組み、主体的に活動し、ここまでの成果を出せている事例は日本ではかなり珍しいケースです。

県内の方や移住者の方が空き家を使用した新規のお店が増え、町再生の拠点ができてきました。

今後ますます相乗効果が高まり、様々な空き家の活用事例ができることを期待し、力を合わせ追い風を創り出していきます。

4月からは空地バンクも開設されることとなりました。

最初は小規模からのスタートですが、着実に実績や流れを創り出し、人や企業を呼び込む良いきっかけをつくれたらと思います。

地域の問題には未来のチャンスが潜んでいる可能性があります。


2020.03.27 日記・学び

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