今年GW頃にお話を頂き、夏に1カ月半程かけて一戸建て住宅のLDKをリフォームさせて頂きました。

ダイニングキッチン(10畳)と隣の和室(10畳)をつなげ、空間的に統一感を持たせたいとのご要望を頂きました。

   

和室BEFORE

 

ダイニングキッチンBEFORE

工事ご提案は

1坪分壁を壊し、無垢杉フローリング(浮造り)を張り、
和室聚楽壁・ダイニングキッチンクロス壁天井共に同じ漆喰調塗り壁材を使用。

また全体的な色調を合わせるためにダイニングの濃すぎる茶色部分は白色に塗装、
建具・和室の一部天井はシナベニアのクリア仕上げに入れ替えました。

一部壁がなくなり、空間に抜け感が生まれました。
また床がつながり、壁も同じ素材とすることで、統一感のあるLDKとなりました。

奥の壁際にあった食器棚は除き、キッチン収納と書斎を杉集成材で造作しました。
キッチンの後ろにある置き型の作業台もオリジナルで製作し、ゴミ箱が見えづらくかつ使いやすいよう設計しました。

お客様選定の円形ダイニングテーブルと木製チェア、卓上のペンダントが素敵です。

畳からフローリングになったリビングにはソファを配置。
リビング～ダイニング間もつながりがあり、広く感じます。

杉集成材で簡易的なTVボードも作製しました。
ロの字脚に天板をのせているだけなので、移動や模様替えも容易なのがポイントです。


しばらく暮らされて、
施主様からは「足の裏が喜んでいますし、快適に過ごせています。」
とご感想頂きました。


今回のリフォームは水廻り等の設備機器の入れ替えはなく、
内装の工事がメイン中で暮らしの快適性や居心地の良さの向上を実感して頂けたこと、嬉しく思います。


家印は新築を行っていますが、こうした内装リフォームも同時に承っております。
特にリフォーム特有の細かい施工力や施主様の立場に立った提案力は毎年向上していると自負しています。
お家の不都合事があった際には、家印までご相談頂ければ嬉しいです。



岩永