スタッフブログ - 工事

楠の一枚板の塗装

楠の一枚板を研磨、自然塗料を塗装しました。

研磨は、目の粗い紙やすりから始め、徐々に細かい目のものへしていきます。

天面がツルツルの状態になるまで丁寧に何度もサンダーをかけます。

その後、自然塗料を施していきます。

塗装は「拭き取り」という方法で行います。

布に塗料を染み込ませ、手早くむらの無いよう全体に広げます。

その後乾いた布で馴染ませながら余分な塗料を拭き取っていきます。

この方法で何度も上塗りして塗装しています。

今回は、反り止め系×1、浸透系×1、撥水系×2、計4回を裏表行っています。

塗装は、木の種類や季節、環境によって乾き方や塗料の染み込み方等々変化するので難しい作業の内の一つです。

無垢の天板は、環境や経年変化で多少なりとも反りや割れが生じてくる可能性が高い商品です。

それは木が生きて呼吸しているからです。

そうした経年変化も愛おしく思いながら使用して頂けたら、加工側として大変嬉しく思います。

今回は県内のある店舗さんのカウンター材として旅立っていきました。

どうぞ見つけた際は触ってみてください。

岩永


2017.09.29 工事

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