スタッフブログ - 日々のコト

16.バリアフリーについて考える(手すり)

「手すり一本からでも工事を請けます」という宣伝文句をみかけます。

身近なイメージもありますが、手すり一本の工事を軽視しているように感じます。

手すりの取り付ける基準高さは床から75cm~80cm。

不特定多数の利用者施設の場合にはこの基準でいいと思います。

しかし、住宅の場合にはどうでしょうか?

手すりの高さは、利用者の身長・症状・今後の経過によってさまざまな取付けパターンがあります。

障害に片麻痺をお持ちの場合はバランスを崩しにくくするため高めに取付るほうが良かったり、

パーキンソン病のように体が思うように動かない場合は、動くきっかけとなるタテの手すりの方が良かったり、

関節リウマチの場合は握る手スリより寄りかかる手スリのほうが良かったり、

障害の進行スピードも注意が必要になったりもします。

手すりを取り付けるときには、利用者と現場での実際の手摺棒を使った確認や介護スタッフ・ケアマネージャーとの打ち合わせなどをして体に合った手すりの取り付けをしたいものです。

福祉住環境コーディネーター 三谷

 


2022.08.05 日々のコト

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