スタッフブログ - 日々のコト

5.未来を考える~家族と一緒に育てる家(その1)~

「家は3回建てないと理想の家にならない

家を建てるとき、「家は3回建てないと理想の家にならない」と言う人がいます。

後悔の原因は、住宅展示場をまわり、かっこいい家・センスのある家のカタチにとらわれてしまった結果、10年後20年後30年後40年後50年後60年後の生活の変化に対応できない家を建ててしまうからです。

生活の変化を考える

家族の生活の変化は、3回の時期によっておおきく変わっていきます。

1回目 育児期

2回目 形成期(子供が自立できてくる時期)

3回目 養老期(退職後・子供が出ていった後の夫婦生活)

1.育児期

子どもが中心となった生活期間です。なかなか自分と向き合うこともできずに育児に奮闘している時期で、後期になると少し余裕ができ、育児以外の自分の生きがいに時間を費やすこともできるようになっていきます。

2.形成期

子どもに手と時間がかからなくなってきた生活時期です。子供は親離れして学校や自分の部屋に居場所を見つけ、親も社会的地位が上がっていき社会との関りが増えていく時期です。

3.養老期

子どもも独立して、会社も定年になり、夫婦だけの過ごす時間が長くなる時期です。人間の平均寿命が延びているので、この期間が一番長い期間になると思います。

家づくりを考える率が高くなるのがこの転換時期であり、また、離婚率の高まる時期というのもこの時期ごとの末期になります。

大切なコトは、このタイミングでの生活スタイルの見直しと、家族でよく話あうことです。

三谷 賢治


2022.05.20 日々のコト

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