社長ブログ - 日記・学び

失敗や間違いの対応

建築は難しい仕事でチャレンジしようと思えばそこの問題やリスクが出てきます、しかし常にチャレンジしていかなければいいものは造れず進化もできないです。 

また数えきれないくらい多くの素材や工法あるので多くの人がかかわるので解釈の違いや伝達の詳細を伝わりきれず100%最初から完璧にとはなかなかいかず、途中で問題や間違いかあればやり直しや修正しています。

先日新築物件の外壁と軒裏材が富山県産材として購入していたものが、取引先の手違いで太平洋側でとれた材だったことが工事完了後に発覚しました。

見ても産地の違いはわからず、ただ今までになかった一部白カビが出ていて今回は全て板張りの物件だったので金額も大きなものであり、正直ごまかそうと思えばできたかと思います。

取引先と話し合い将来不利になる可能性はあるかもしれないので、すべて正直に話して謝り責任を取ろうという意見で一致し全てやり直すことも、金銭的な責任も覚悟のうえで謝罪に行きました。

結果 正直に伝えたことが逆に信頼関係が高まり、お客様からの提案でこのままとし経過を見ていくことになり、家印に頼んでよかった話をしてくれました。

お客様に不利益な部分が予見できたら正直に伝えどのように対処するのがいいか意見を出し合い確認を取るようにしています。

誠実に仕事することで金銭的な損をすることもありますが、長い時間軸で見ていくと信用信頼してくれる人が増えるし、こちらも後悔ややましい気持ちなく気持ちよく仕事ができます。

フルオーダーの建築で毎回違うので何も問題がないことのほうが珍しく、大事なことは問題に対してのとらえ方と対処なのだと思います。



2023.12.05 日記・学び

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