スタッフブログ - 日々のコト
15.あかりについて考える
家の照明は、部屋の真ん中に明るい蛍光灯を一つ取り付けるのが一般的です。
これは、日本の一般的であり海外では日本の住宅のように部屋を均等にただ明るくするような手法はとりません。
海外では、間接照明という必要なところに必要なだけ柔らかいあかりを取り入れます。
すべて海外のあかりの取り方を見習えばいいとはいいませんが、現代の日本の照明は白っぽく(電球色)明るすぎるように感じるのは事実です。日本の文化にも、障子や格子など明かりをやさしくする手法、陰影を造りだす手法はありました。
良い睡眠という点においても、あかりは大切になってきます。
寝る前に明るすぎると交感神経を覚醒させる効果があります。良い入眠のためには、就寝直前に蛍光灯の照明を突然消すよりもあらかじめ落ち着いた明かりの空間にいることが大切です。
LED電球が主流となり、ひとつの照明でも様々な明かりを造りだすことが可能になっています。昔ながらの電球の暖かさも融合しながらゆったりと過ごせる空間をつくりだす為には、あかりの選定も大切にしていきたいです。
三谷賢治
2022.07.29 日々のコト
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