スタッフブログ - 日々のコト

11.家事動線~洗濯の流れ~

「洗濯をする動作」についての流れを分解すると

洗濯する→干す→取り込む→畳む(アイロン)→収納する

となる。

が、実際の主婦・主夫の動作を細かく分解すると、

1.洗濯するものをまとめて置いておく

2.洗濯機に入れて洗濯する(タイマー設定する)

3.洗濯終了し干場に移動

4.干す

5.取り込む

6.畳む(アイロンをかける)

7.収納する。もしくは、自分のものは自分で収納をさせる

となる。

設計時に大切はコト

1. 汚れた洗濯物を分別(汚れがひどいもの・乾燥機に入れるもの・手洗い等)するスペース

2. 夜間の洗濯機の振動と音を考える。脱衣場との動線を考える。

3・4. 干場は、春夏秋冬・梅雨・天候等の考慮をする。近所の視線を考慮する。

5・6. 取り込んですぐに畳めるほど世の中の主婦・主夫は暇でない。この間の洗濯物の居場所を考える必要がある。もしくは、室内に取り込むそのままに収納しないで身につける流れもあっていいのでは?

7. 主婦・主夫が畳んで収納するのは簡単なことだが、子ども達の自立を促すために各自で収納をさせる場合は、各自が収納するまでの間の洗濯物の居場所を考える必要がある。子供たちもすぐに収納してくれるほど暇ではない。

洗濯だけが家事ではないので、家事全体の流れが必要になってくる。

他にも大切なことがあったら教えてください!

三谷 賢治


2022.07.01 日々のコト

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