スタッフブログ - 日々のコト
18.家づくりの打合せ
図面をプランニングするときの必要なことは、どんな暮らしをしたいかを話し合いすること。
どんな心構えで打合せをするべきでしょうか?
設計ヒアリングは、「設計者」と「お客様」との打合せに思われがちですが、
設計士は、打合せのファシリテーターでありその結果をカタチにする役割です。
打合せは、住む家族がどんなふうに一緒に暮らしていきたいかという「家族会議」です。
スムーズに「家族会議」を進めるには、話し合いのポイントが3つになります。
①家族の意見を一旦受けとめる
話し合いを進めていく中で、必ず意見の食い違いは出てきます。
否定をしないで、「この人はこう思っているんだ」という風に一旦受け止めましょう。
自分の意見を受けとめてくれない人の意見は受けとめにくくなり、
自分の意見を受け入れてくれる人の意見は受け入れやすいです。
批判しない・評価しない・同感しない
共感しましょう。
意見の違いは、後ほど話し合いましょう。
②自分の意見を共有する
まずは、自分の想いをお金も時間も敷地の制約なしに言ってみましょう。
パートナーの好きなようにお任せしますという方もいらっしゃいますが、
家づくりへの関心は、家族への関心につながっています。
打合せには積極的に参加しましょう。
③主語を「私達」で考えてみる。
各自の思いを出し合えば、共通の価値観や大切な価値観に気づきます。
家族としての優先順位を考えながら、
私達はどんな生活を送りたいか
私達はどんな価値観を大切にしたいか
相手の意見を尊重した話し合いをしましょう
結婚式と家づくりの打合せは想いのぶつけ合いとなってケンカになりやすいです。
相手の意見を尊重しながら、自分の意見も出して、私達ごとで打合せに臨みましょう。
三谷賢治
2022.08.19 日々のコト
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